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幸福も過ぎ去るが、苦しみもまた過ぎ去る。
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その気はなくとも。

毎日同じようにつくっていても、ふとした拍子に少し変わっている。
いきあたりばったりの変化が新たな定常流を生むこともある。
まあ今回はそうはならないだろうけど、という話。
味噌汁の話です。

同じ野菜が年中スーパーに並ぶ現代でも、季節ものはその本来の季節においては他の時期より活きが良い(はず)。
個々の野菜の値段はその時の収穫量と質で決まるのだろうけど、(肥料とかビニールハウスでの空調とかの?)余計な手間をかけずとも自然な気候で育つ季節ものは、量も質も底上げされると思っている。
何が言いたいかといえば、日常的に同じ野菜を買っていてもその個々のボリュームが違って来ると味噌汁の具を同じように仕込むのに支障が出てくる。
支障と言って、少し考えないといけない場面が訪れるという程度なのだが、前回は洗いゴボウ2本(¥128)がいつもより太くて長くて(余談だけど冬の間ゴボウは冷蔵庫の外に出していたのを夏の初めまで同じようにしていたら4日放置で見事に真っ黒に腐ったことがあって、買った野菜を全く手をつけず捨てた初めての経験だったから覚えているのだけど、あれがあってから土ゴボウ(だっけ?呼び方忘れたけど、土がついたまま袋に入ってる)を洗いゴボウに変えた。最初にゴボウを選んだ時に土臭さを嫌わず土ゴボウを選んだ自分を偉いと思ったが、腐ってしまってはしょうがない。涼しくなるまでは土ゴボウはおあずけ)、プラ容器8個に切り分けて仕込むといつもの2倍は場所をとってしまい、茄子の一部が溢れてしまったのだった。
サラダをつくる時にも同様のこと(皿に盛り切らずに別の料理に使うこと)はたまにあって、で今回は茄子1個だけがまるまる余ってしまって、茄子だけを食べる方法を日常の調理手順の延長で考えて、炒めるならオリーブオイルしかない(学生の頃に本格的なムサカ(戦艦ではない方)を一度だけ作ったことがある)という点は最初に即決して、炒める場面は夕食で味噌汁を作る最初の豚肉を炒めるところ(そう、今まで言ってなかったけど、味噌汁というか豚汁なのだけど、豚汁の豚って多分最初から煮込むんだろうなあという(本当のところは知らないけど)通念があって、しかし肉は炒めて焦がしてこそジューシーであってしゃぶしゃぶはさっぱりしてるからさっぱりしない(分かるよね)という細かいところで男気を発揮する自分は最初に豚肉を焦げるまで炒めてから水をぶっかけるので飛散が激しくガスコンロまわりの汚れがひどかったり換気扇回すの忘れると下手したら火災報知器に検知されかねないような(行き当たりばったりを修正しないという)豪快さをも発揮していて、ま、男の料理ってこんなもんしょや)が丁度良いのでじゃあ肉の前に茄子を炒めて食べちゃえと思い、ついでに味付けはマーガリン(もう自分の中ではバター=マーガリンの等式が成立して久しい)とハーブミックスかなと無思考のありものトッピングでやっつけて、で茄子って本当に油をよく吸うから炒め始めは多めに入れてしまうのだけど炒まって(とは言わんか。火が通って)くると溜めてた油を放出しにかかるので茄子を引き揚げた時にナベには結構な量のオリーブオイルが残るのだけど、もちろんそれを捨てるなんて発想はないのでこれを初期状態としていつもの味噌汁作りが始まることになる。
要約すれば、下地の油が米油からオリーブオイル+マーガリンに変わったというだけの話。
要約だけに漸くか、というね(死

で、お味の方は初日は味噌汁本体のいつもの味付け(砂糖+あごだし)のせいでいつもと違いがよく分からなかったが、二日目の今日はあごだしを抜いてみると意外に効果アリで(正確には「あった効果がなくなった」なのだが)バターらしき香りが漂いどこかしら洋風化したように思われたので、ああこれは味噌汁じゃなくて味噌スープだなと。
インザ・ミソスープ。
これが言いたかっただけ(かわ嘘)
懐かしいな(どっちが?)
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