忍者ブログ
幸福も過ぎ去るが、苦しみもまた過ぎ去る。
「弱さ」を守る。

どのような社会に住むかによって、人の理想の生き方は変わる。
その社会で育ってきたこともあるし、「社会込みでの自分」というのもある。
しかし、理想の生き方が、住んでいる社会に沿ったものであるかは別の話だ。
「社会込みでの自分」と言った時、まず広義で、社会と自分とは関係している。

その社会(町、国)で暮らすという意味で、自分は社会に含まれている。
だがもちろん、自分の価値観は、社会に影響されこそすれ、含まれるものではない。
それは当たり前に思われて、実際数としては少ない。
「思想の自由」とは、自由の推奨ではなく、自由の保証であるからだ。

「『誰もやったことがない』は後押しにしかならない」という言葉をさっき目にした。
「そのことに自分で価値を見出せるかどうかがカギだ」と。
その通りだと思い、しかし前者はマジョリティの意見ではない。
それは論理的にそうだ、というだけの話だろうか?

誰もが「誰もやったことがないこと」の実現に励む。
「それは結局みんな同じことをやろうとしているのではないのか?」
この構造主義的観点が、耳に心地よいかどうか。
それは、この観点を取れるか取れないかとは、別の話だ。


自分の弱いところを失いたくないと思う。
強くならなければ乗り越えられない場面がある。
しかし強さは鈍感さと背中合わせであることがある。
その時に、「守るべき弱さ」を選ぶ判断ができるかどうか。

何かを守りたいと思う、とはどういうことか。
それは変化の否定ではない。
自分と他者(環境)の移ろいを肯定しながら、自分のある一部分の不変を固守する。
それに他者の一部分も、あるいは他者との関係が含まれるのかもしれない。

いずれにせよ、
「守る意志」に先だって、
憧れが、理想が、
あるはずなのだ。

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
プロフィール
HN:
chee-choff
性別:
非公開
自己紹介:
たまに書きます。現在メインはこちら↑
カレンダー
11 2017/12 01
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
ブログ内検索
本が好き!
書評を書いています。
カウンター
忍者アナライズ
忍者ブログ [PR]