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幸福も過ぎ去るが、苦しみもまた過ぎ去る。
(1) 待つことの実践 について。その1

世の中の進歩、あるいは利便性の向上が「欲求実現までの時間の短縮」とみなされていて、その価値観は容易に反転(「良いことを目指すのはよいことだ」が反転すれば「良いことを目指さない(が達成できない)のはよくないことだ」となる)して、無時間モデルの構築に汲々とすることになる。
それ自体が目的化して、中身のない達成に不満を抱き、しかし未達なら未達でやはり不満という泥沼に陥ることはよくある。
この目的を達成しても達成できなくても不満な状況を脱するためにまず思い付くのは「最初に立てた目的がおかしい」と思うこと。
けれどその目的が常識となって誰も明示的に問わない場合、もっと言えばそれを問うことを「意味がない」「時間のムダ」と自然に思えてしまう環境にいる場合、今考えようとしている話の入り口に立つことがまずとても難しい。
考えてみれば、行動に対する「時間のムダ」という価値判断こそが無時間モデルの思考法である。
だから世の中がこのモデルで動いているという認識のもとで、「ルールを守って」上手く立ち回ろうとする限りにおいて今考えている話が頭に浮かぶことはあり得ない。
簡単に言えば、ある種の「要領の良さ」を捨てて、「意味のないこと」をしてみることが、「待つこと」について無時間モデルを離れて考える素材の一つとなる。
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