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幸福も過ぎ去るが、苦しみもまた過ぎ去る。
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戻ってきた。

部署の後輩がひよこのように歩くので横目で見ていて面白いのだけど、
会話もテキトーでいて間がしっかりとれているので心地よい。
テキトーなのは自分がテキトーなのでどうでもよいのだけど、
いいと思うのは会話の内容ではなく始まり方。
以心伝心というか、言わないでも(見ないでも)伝わるのがいい。
怠惰の裏に隠れた気遣いに反応する、というような。
もちろん思い込みの域を出ないけど。

それはよくて、その後輩と服装の話をしたのだけど、
「出掛けた時に上下の相性バッチリな服だとそれだけでその日一日ハッピーです」
と聞いて、ジェンダー的典型的反応として「単純なやっちゃなあ」と返事しかけて
「へー、そりゃいいね」と言ったのだけど、その反射が通り過ぎた後にあらためて、
「そりゃいいなあ」と思った。
自分は服ではなく髪がそれにあたるはずで、
はずというのはまだ実現していないからで、
何かというともうすぐ「髪を伸ばす」時期だなあというので、
それがむりくりなのはもちろん毎年好例の縮毛矯正だのです。
今月は半ばに社長講話があるので(これまで何度も「髪切れ」と言われた)、
それまではモジャった天パを丸めてごまかしておいて、
いざ縮毛矯正の時は「カットなし」の暴挙に出ようとこれは毎回考えている。
が後頭部の髪が多いからあててもちょっと伸びたらすぐもっさりしそうだな。
やっぱ「スいた方がいいですよ」って言われるのかなあ。

で話がずれたのだけど、
僕の場合はきっといい感じに伸びてきて後ろで束ねたりなんかして、
風がちょっとある日で歩いてるとさらさらふわふわ髪が漂ったりなんかしたら、
「ああ今日は一日ステキだなあ」なんて思えるのではなかろうかと。

「男らしさ」「女らしさ」という性役割は性別と一対なのではなく、
「らしさ要素」は各々沢山あり男も女も「らしさ的」には男女関係なく持っていて、
その「らしさ要素」の集積が男か女かのどちらに大きく傾いた時に、
総合判断として一個人が「男らしい」「女らしい」と言われるのが筋で(たぶん)、
「らしさ要素」の集積バランスは人それぞれに違っているはずで、
たぶん僕には心地よいバランスに至るために女らしさが足りてないのだと思う。
と、頭では(言葉にする以前の段階だけど)ずっと前から思っていて、
「けれどやってみると全然そんなことないんだろな」と前までは思っていたけれど、
実験的生活とは「やってなんぼ」であるのでとりあえずやってみて、
(関係ない話だけど「とりあえず」をよく使うようになってから思ったのは、
 「とりあえず」を使うと反射的に嫌がる人は好きになれないのだなと…
 それが「溜め」でなく「回避」に使われてイヤな気になるのは同感だけれど、
 その反射をしてしまうと彼らと同類になってしまうことに気付いて欲しい)
しかしこの「とりあえずやってみる」ことのリスクとベネフィットというのが、
常識的には全く釣り合わないことは僕も分かっているのだけれど、
要はそのリスクをリスクで無くせれば万事解決と相成り申す。 
「フリスク食べて、リスクもスッキリ解消!」


で話が胡蝶になりつつあるので戻して、
「それだけで一日が幸せ」という境地に、
考えることの放棄によってでなく、
考えることを突き抜けることで行ければいいなあと思う。
そうなるとモデルは橋本治になるのだけど…
あ、そいえば最近『ロバート本』読了したのでまたなにか書こうかな。
ホント凄いよなこの人。
そして『デビット100コラム』がすごく読みたい。
きっと何冊か後のハシモト本になるだろうと思う(まだ未入手)。

+*+*+*

今日ついったで見つけたNoisliというサイトがとてもよいです。
お初の今日は「風」と「木の葉」と「月」にして小一時間聴いてます。
「月」ってなんだろう? と思ったけど聴いてみてなるほど。
心地よいです。
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