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幸福も過ぎ去るが、苦しみもまた過ぎ去る。
味噌汁氏の近況。

味噌全国ツアーはもう記録してないけどまだ続いていて(=一種に定着はしていない)、今は仙台味噌で次は今日購入した新潟の白味噌。
確かに味噌で味は変わるんだけどそれは当然で、当然なだけにあまり面白くなくなってきていて(まだ極端なのを選んでないせいもあるかもしれない。京の白味噌とか極端なイメージ…年末年始しか食べんのでないの、というような)、実は油がけっこう味に効いてくるというのを実感している。
油は最初に豚肉とカボチャ(と二日にいっぺんはウィンナーもだが、これは焼けた時点で取り出して食べる。調理中の腹ごしらえ用ですね。ついでに二日にいっぺんのもう片方は出来合のハンバーグです)を炒める時に敷くのだけど、豚肉がけっこう色つくまで炒めるのと量も多めに入れるのとで味噌汁の味の基礎の部分をつくるのもむべなるかなというところ。
で、季節柄か半月前からスーパでオクラが見当たらなくなって、これまで山芋とオクラのネバネバコンビを楽しんでいたのだけどそれがなくなるのは寂しいなと思い、何か代わりはないものかと普段と違う目で生鮮コーナを物色するに、エンドウ豆(よりは豆が小さい豆類なのだけど…あれ、ど忘れした。さやえんどう?)の値札に「煮物にぴったり」と書いてあって反射的にこれだと思い(僕の中では煮物=味噌汁、です)、すぐ横にもやしがあって「ああ懐かしいなあ」と思って量の多さをちと気にしながらわずかながらの贅沢力発揮で黒豆もやし(¥48)なるものを選んだ。
もやしはどうも学生の頃にさんざん自炊で使ってきただけに「貧乏学生の食生活の象徴」というイメージがあって(別に貧乏してた訳じゃないけどなぜか食に関しては無駄に倹約志向だった)、そういえば社会人になってからほとんど買った記憶もなかったのだけど、これが味噌汁に入れてみるとなかなかよくて、まずもやしというのは歯応えが他の野菜にない特徴をもっているので味噌汁の具の食感にバリエーションが出てよい。
あとは味噌汁の煮方もひとつ技法(?)として定着しつつあって、最初に入れた水がほとんどなくなるまで一度強火で煮込むと汁はドロドロして具も大体がドロドロしてくるのだけど、この状態がカボチャと山芋を液状化させるチャンスで菜箸で「くぬっくぬっ」とばかり八つ突きにして奉ることで汁との一体化を果たすのである(汁が多くて粘り気が少ない時は潰しても破片が小さくなるだけなのだ)。この手順を踏むか踏まないかで味噌汁の旨さが大きく違ってくる。
あ、それと味付けも最初のやっつけプラスその場の思い付きが正規採用されていて、砂糖と塩に加えて合わせダシ(確か椎茸とか牡蠣とかだったような…そして品目が豪勢なわりになんでか安い)を手のひらに三つ振り分投入し、隠し味として「にんにくを浸けていた醤油」を小さじ2杯入れている。この醤油がまた滅法おいしくて、単体で飲むと醤油の濃厚さにニンニク(青森産)の青々しさがつーんとくるのだけどある日突然これを味噌汁に投入することを思い付いたのだった。けど入れてみて味噌汁がニンニクの味がするかといえばそんなことは全然なくて入れたことにも気付かないくらいで、自分にしては珍しく(というか初めてかもしれない)「隠し味が文字通り隠れてくれた」。その昔チャーハン狂の自炊学生だった頃は隠し味にワサビ(!)とかターメリック(!!)とか訳分からんもんばっか入れて散々な目に遭った。成長したね。
あ、あと煮始めに投入していた乾物が乾燥大根だったのがいつからか乾燥ひじき(@業務スーパ)になっていた。その時に思ったのだけど、その昔ジャズ研に所属していた頃自分がコンマスを務めるバンド名が「先輩にちなんで『かたやきそばジャズオーケストラ』ってどうですかね」という虎の尾アフォーダンス的提案をした某後輩(記憶が曖昧。T安?)の一存で決まったことがあったのだけど、リアリティを追求するなら「乾燥ひじきジャズオーケストラ」で良かったんじゃないかというこれは過ぎた日を懐かしむ自虐的発想なのだけど、今思えば「スチールウール・ジャズオーケストラ」がベストだと思う。
これだからMって言われるんだろうな。(どうでもいい)

という味噌汁のお話でした。
うん、これが俗にいう「全ての道は味噌汁に通ずる」というやつだな。

+*+*+*

あ、今日は風と葉と火でした。
木とコーヒーは昼の音だなあ。
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