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幸福も過ぎ去るが、苦しみもまた過ぎ去る。
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看板を変えた。
「募集中」だと、寄ってくるのが腰の軽い人間ばかりだったからだ。

「おじさん、なにやってんの?」(おじさんじゃねーよ)
「えーと、時給いくら?」(内容よりまずそっちか)
「ねえねえ、お兄さん暇?」(君ほどではない)

もちろんそれはそれでよくて、というかそれは予想通りだった。
意味不明な状況に、今を真面目に生きる人は近づかない。
時間をかけて顔を売っていけば脈が広がるとは予想されるが、
よくない感じの想定外の路線が見えたのでひとまず中断した。
ひとまず選べないなりの選んだ選ばれ方をしたいと思う。

あと、小道具も揃えなければいけないようだ。


今住んでいる古民家は背中を山と接している。
目の前の通りから一つ折れればすぐ山道に入れる。
それほど整備されておらず、森のところどころには空間がある。
土地の所有者が伐採しているらしく、丸木や枝が散らばっている。
これが本当の選り取り緑である。

ほどよい長さの丸木を持ち帰り、土間で鋸を引く。
板目で平たく切った板にし、軽くヤスリをかける。
板の形は気にせず、文字を入れる面を丁寧に磨く。
墨汁が滲みそうなのでニスを塗って乾かす。
筆と硯と墨はすでに手元に揃っている。

ここはひとつ「応相談」で、いってみようか。
毛筆二級の腕が鳴る。
「やっとわいの出番でんな」

耳鳴りだろうか。
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