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幸福も過ぎ去るが、苦しみもまた過ぎ去る。
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すれ違いに納得することがある。

「みんなに好かれる人」は時によって、好かれるべきでない人にも好かれることがある。
「好かれる」とは「互いに影響を及ぼし合う距離にいられる関係」が相手主体で形成されることで、好かれる人からは道端ですれ違う人より大きな影響を受ける。
「好かれるべきでない人」とは、その人の影響を受けて自分が望まない方向に変わってしまう人のことで、しかしこれを事前の判断だけで済ませられるほど単純ではない。
「好かれるべきでない人」を選ぶ姿勢が、既に自分のあるべき状態を決めてかかっているとも言える。
それを「自分の状態の理想を思い描いている」と呼べそうだが少し違って、正確には「自分の状態の理想を思い描いた上で、それ以外の可能性を想定していない(信じていない)」ことになる。
理想を描きつつも、そこから逸れる可能性も排除しない。
それが融通無碍。
という理想論は筋が通ってはいて、あとはそれを実践に移せる日常における精神力・体力の問題なのだが、まあこれがいちばんハードルが高いわけで、「簡単に実現しないからこその理想」と表現することで「ハードルが高いほど理想が崇高になる」という概念操作はさっき思い出した「ロバスト設計」ですね。

制御工学懐かしいなあ…

実は今日は振休とって銀行に行ったんだけど、窓口のお姉さんの対応の話をしようとして全然違う話になった。
ちなみに待ってる間は『ビジネスに戦略なんていらない』(平川克美)を読んでました。
「一回転半ひねり」のマッチング。
たぶん。
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