幸福も過ぎ去るが、苦しみもまた過ぎ去る。
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雑記 - 雑記等 - 雑記魔。
といった散漫。
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「細ネギ刻んでてゲーセンのコインゲームを思い出した」
といった散漫。
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「細ネギ刻んでてゲーセンのコインゲームを思い出した」
細ネギを薄く刻むと包丁の表面にネギが張り付くのだけど、
張り付いたまま次に切られるネギに押されて上がっていって、
包丁のてっぺん(刃の反対側のこと)までくるとぽとりと落ちる。
という絵が、あの段差のあるステージ上にコインがばらまかれていて、
上の段が前後に動いている合間にコインを投入して、
うまいことコインの波を発生させれば手前の穴にコインが落ちてくる、
という昔からある(僕は小学生の時にハマった)コインゲームと一緒なのだった。
あのただコインを落とすだけなのにランチャみたいな大袈裟なレールとか、
落ちる時にはどどどといっぺんに落ちてくる贅沢さとか、
「金(コイン)が一面にばらまかれている場」の成金趣味とか、
そういったものに惹かれてスロットやビンゴゲームに見向きもしなかった、
といって全部が当てはまるとは思わないけど(僕は吝嗇だけど成金趣味はない)、
昔から地味な遊びが好きだったと考えるのが順当なところか。
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細ネギを刻んでいると最近特に目に染みる。
何ヶ月も前から味噌汁の薬味に作っているのだけど、この傾向はなんだろう。
と、「たまには泣けということか」と思い付く。
ネギ系の涙はふつうに泣くより染みるというか痛いのだけど、
それは最初だけで十秒くらい耐えると痛みはなんともなくなる。
のは何故かと思って(というのは経験で先に分かってからの後付けの疑問だけど)、
涙がわあわあ出てきてうつむくとだんだん水中漂うが如き視界が広がるのだけど、
どっぷり浸かるほど痛みが引いていくような気がして、
それは目の表面を涙が覆うからネギ分子(?)がブロックされるからだろう。
そして痛みが引いて、抜群に潤った目で上を向くと涙がつつと流れ落ちたりして、
何度かまばたきして目の状態がいつもの感じに戻ると、
何かにスッキリした自分がいることに気付く。
だからまあ、泣きたかったのかな、と。
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井上克美が拘置所から合田雄一郎に手紙を書いて、その宛名が『警視庁 利根川図志の刑事様』という所でグッときてしまって、その手紙を雄一郎が読んでいるかのように読んで、『北越雪譜』の段で情景をこと具体的に想像して、「北国に住みたい」と思った。
「生きるための苦労」をしたいのだと思う。
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夜の涼しさはもう秋ですね。
毛布出そ。
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